北京
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韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相は9日、ソウルで、韓国を訪問している米国のエスパー国防長官と会談し、「韓国に対する日本の経済報復措置は韓米日3カ国間の安保協力に悪影響をもたらしている」と述べました。
韓国と日本の「元徴用工」の賠償問題についての意見がまとまらないことから、日本政府は7月1日、韓国に対する半導体材料の輸出管理を厳格化すると発表、これにより両国間の摩擦がひき起こされました。そして今月2日、日本政府が輸出手続きを簡略化できる「ホワイト国」のリストから韓国を除外することを閣議決定したことで、両国の摩擦は更にエスカレートしています。
これについて、鄭国防相は、エスパー国防長官との会談で、「日本側のやり方は、韓日関係と韓米日3カ国の安保協力にネガティブな影響を与えている」と批判しました。
また、韓国側の発表によりますと、鄭国防相とエスパー国防長官は、韓米両国が外交努力を通じて朝鮮半島の完全な非核化と恒久的な平和を実現させることを改めて確認したということです。(鵬、む)