北京
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8月8日は「全民健身日(スポーツ・フォー・オールの日)」です。これは、2009年に、北京オリンピックが始まった日にちなみ、スポーツの大衆化を目指して定められたもので、今年で11年目を迎えました。
今年は「健康中国計画」にも関連づけられ、「健康中国・一緒に行こう」がテーマとなっています。中国で日常的にスポーツを楽しむ人の数はおよそ4億人に達しており、「スポーツ・フォー・オール」は現代的なライフスタイルとして定着しています。
中国では都市部と農村部の住民をいずれもカバーする国民スポーツ公共サービスシステムが整備され、2017年末までに競技場の数はすでに195万7000カ所を超え、一人当たりの競技場利用面積は1.66平方メートルとなっています。中国国家スポーツ総局大衆スポーツ局の郎維局長は「各クラスの政府とスポーツ部門の努力の下で全国のスポーツ公共サービスシステムは整った。政府の主導および各部門の連携を通して、全社会が共同参画する国民運動事業のパターンがほぼ形成された」と述べました。
計画によりますと、中国は2022年までに国民体質測定基準の合格者比率が90.86%を下回らないことを目指し、頻繁にトレーニングを行う人の数は37%に達する見込みだとのことです。(hj 謙)