北京
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北京市石景山区人民政府は5日、「北京冬季五輪で使用されるスキージャンプ競技場の主体構造と関連設備の取付けが今年末までに終わり、テスト試合の実施条件を満たす」と発表しました。同競技場は世界初の永久使用可能なスキージャンプ競技場となる予定です。
この競技場は、北京首都鉄鋼工場の旧建屋を利用して改築された北京新首都鉄鋼ハイエンド産業総合サービスパーク内にあります。2022年北京冬季五輪の開催期間中、スキージャンプ関連の4つの金メダルがここで誕生します。
ジャンプ台の主体構造は長さ164メートル、高さ60メートルで、最大幅が34メートルあります。地上建築の規模は11万7481平方メートルで、スキージャンプ台、ホテルなどの宿泊施設、研究開発センター、レジャー施設、屋外設備などが整っています。地形の高低差を利用してデザインされたジャンプ台は敦煌の壁画「飛天」に描かれた天女のリボンのように空を漂い、芸術性に溢れています。
また、この競技場は五輪文化と工業遺産を見事に融合させた代表建築として、冬季五輪終了後も重要な五輪遺産として永遠に残され、市民向けの試合や練習の場となる予定です。(Lin、謙)