北京
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このほど開かれた国務院常務会議では、地域金融改革のテスト業務を深化させることを決定しました。この決定について、中国人民銀行の陳雨露副総裁は、「地域金融改革のトライアル業務はマクロ政策全体に寄与するものだ。地方の責任をより明確にし、すでに形成されている複製可能なノウハウの普及を速めることが必要だ。同時に地域の金融リスクの防止と解消に注目していくべきだ」と強調しました。
人民銀行では近年、関係部門と共に、金融のサプライサイド構造改革をめぐり、ピンポイントに地域金融改革のトライアル作業を進めてきました。陳副総裁は5日、国務院報道弁公室の政策ブリーフィングで、「トライアルは東部沿海地域の進んだ地域や中部の工業化モデルチェンジ地域、西部の立ち遅れた地域、さらに少数民族の居住地域や辺境地域をカバーしている。その内容は農村や小規模企業など多数のユーザーを対象とするインクルージブ金融、グリーン金融、テクノロジー金融、それに自由貿易テスト区への金融サポートなどが含まれる。全体として前向きな成果が挙げられており、全国に共通した問題の解決に有益な経験やノウハウをまとめることができたと考えている」と評価しました。(Mou、む)