北京
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国連食糧農業機関(FAO)の新事務局長の就任式が7月31日、ローマで行われました。前任のジョゼ・グラツィアノ・ダ・シルバ氏に代わり、中国の屈冬玉氏が第9代事務局長となりました。
屈事務局長は、ダ・シルバ前事務局長によるFAOへの貢献に感謝の意を表したうえで、「今後4年間の任期でFAOをさらに活性化させ、より透明性の高い、包摂力のある機関としていく。現代の科学技術と先進的な方法を取り入れ、学術界や民間との連携を強化することで、効率化につなげていきたい」との方針を示しました。
中国籍としてFAO事務局長になった人物は屈冬玉氏が初めてです。任期は2023年7月31日までとなります。(閣、謙)