北京
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「東アジア地域包括的経済連携」(RCEP)に関する第27回交渉が7月31日に終了し、前向きな進展を収めました。これにより、今月2日と3日に北京で開かれるRCEP閣僚級会議のための準備が整ったということです。商務部が明らかにしました。
RCEP第27回交渉は7月22日から31日にかけて河南省鄭州市で行われ、東南アジア諸国連合(ASEAN)の加盟国10カ国に中国、日本、韓国、オーストラリア、ニュージーランド、インドを加えた16カ国の代表約700人が参加しました。
商務部の李成鋼部長補佐は7月31日、「今回の交渉によって、8月2日から3日にかけて北京で開催される予定のRCEP閣僚級会議で各側がより多くの実質的な成果を収めるための十分な準備が整えられた」と述べました。
なお、RCEPのカバーする人口は世界の総人口の47.7%を占める35億人以上に達し、GDPは全世界の32.2%、貿易総額は全世界の29.1%を占めています。これは、世界で最もカバー人口の多い、最も潜在力を持つ自由貿易協定に関する交渉だとされています。(玉華、謙)