北京
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第52回東南アジア諸国連合(ASEAN)外相会議が29日、タイの首都バンコクで開かれました。王毅国務委員兼外交部長は30日から8月3日にかけて中国・ASEAN外相会議、ASEAN・中日韓外相会議など一連の外相会議に出席し、タイを公式訪問します。
国際情勢は複雑化を増し、東アジアの地域協力にチャンスとチャレンジが共に存在する現在、今回の一連の外相会議は注目を浴びており、南海問題、多国間主義の擁護、ASEANと中日韓との交流などにスポットが当たります。
南海問題について、中国はこの一年間、ASEAN諸国との協力・協議を保ち続けており、南海の平和と安定は効果的に保たれています。また、貿易問題については、ASEANは多国間貿易体系と開放された地域主義の原則を貫き、保護主義に反対することで中国と立場が一致しています。
当面の中国とASEANの関係について王毅外交部長は関連会議の中で、「近隣の国々との関係を発展させることは、中国が終始持っている外交の主要な方向性である。誠意をもって齟齬を解消し、根気よく協力を進めていく」と表明しています。(Mou、謙)