北京
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アルゼンチンとブラジルの財政長官はこのほど、「南米南部共同市場(メルコスール)の共通通貨は創設に向けて第一歩を踏み出した。アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイの4カ国による特別作業グループをすでに設立し、4カ国による共通通貨の可能性を見積もっている」と述べました。
南米南部共同市場の加盟国は欧州連合(EU)と同様の一体化した地域を創設し、加盟国の力を一つにして地域と各国の経済発展を推進していくことを目指しています。これはアルゼンチンのカルロス・サウル・メネム元大統領が1997年12月に提唱したもので、2019年6月にブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領がアルゼンチンを訪問した際にペソとレアルを両国の共通通貨にすることを再び提唱しました。今後、共通通貨の範囲はさらにパラグアイ、ウルグアイへ拡大していくと見られています。(HJ 星)