北京
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朝鮮中央通信は26日、金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長が25日に新型戦術誘導兵器の発射を指導したことを報じました。韓国軍側は25日、朝鮮が2発の「飛翔体」を発射したことを伝えています。このことを受けて、韓国と米国は強い関心を示し、「これは半島の緊張した情勢の緩和には不利であるため、朝鮮は国連安保理決議を守るべきである」と呼びかけました。
朝鮮中央通信は、「今回の発射は朝鮮の数度にわたる警告を顧みずに、先進的な攻撃兵器を輸入して軍事演習を行おうとする韓国軍側への『厳正な警告』だ」としました。
一方、韓国政府は25日に声明を発表し、朝鮮のやり方に強い懸念を示し、今後、韓米の共同評価によって最終的な判断を下すことを明らかにしました。
また、米国国務省のオルタガス報道官は25日の定例記者会見で、挑発行為を止めて国連安保理決議を守るよう朝鮮に呼びかけると共に、米国は朝鮮と引き続き外交ルートで接触を続けていく方針を示しました。(閣、星)