北京
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ドイツで発行部数が最も多い「南ドイツ新聞」は、このほど発表した論評で「中国の社会信用システムに対する西側の批判は虚偽である。西側の民主国家では全面的な監視がひそかに行われ、個人情報が大量に集められている。西側諸国の立法機関はそのような行為を止めるために素早く行動を起こすべきである」と指摘しました。
論評は、複数の情報源からデータや報道を引用して、西側諸国で全面的な監視が行われているとしています。例えば、欧州連合(EU)は鉄道、バス、クルーズ船で出かける人のデータを収集して、それを安全当局に転送しようとしているということです。
また、論評は「全面的な監視がひそかに行われているため、国が制限措置を打ち出すことは難しい。全面的な監視は、緊急事態が発生した場合の対策だと思われているが、産業全体がスパイのようにひそかに行動する状況となれば、法律を作って押さえつけることは極めて困難なことになる」と述べています。(鵬、星)