北京
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インドでは今月に入ってから多くの地域で豪雨が続き、洪水も発生しました。そんな中、「災害管理の面で中国の衛星の力に助けられた」とインドの学者が述べています。
インドのメディアは報道の中で、25日末現在、洪水により190人が死亡したほか、多くの人々が家を失う被害が出ていると明らかにしました。災害状況を速やかに把握するため、インド宇宙研究機関(ISRO)は今月17日、災害時における宇宙設備の利用に関する国際枠組み協力「憲章国際災害チャータ」(正式名称:自然または人為的災害時における宇宙設備の調和された利用を達成するための協力に関する憲章)を発動し、救助を申請しました。
これを受けて、中国は憲章メンバーとして、ハイレゾリューション衛星による画像生成を行い、災害状況モニタリングと対策を支援しました。
インド宇宙研究機関のシン教授は25日、災害管理における協力を提供した中国に感謝を示し、「各国による、ある分野での相互支援は、国際協力と交流の模範になる行動だ」としました。(ヒガシ、謙)