現代農業モデルが農村振興を牽引=広東省

2019-07-22 17:20  CRI

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海納農業基地で収穫されたフルーツ

 夏真っ盛りの7月、広東省恵州市の恵城区絲苗米産業園ではまもなく稲が収穫を迎えます。絲苗米とは米粒の形が細長く、シルクのような光沢を放つことから名付けられた広東省の特産米です。

 産業園登録企業の一つ、広東海納農業有限公司に所属する協力農家の一人、陳優朋さんは「うちの田んぼでは面積1ムー(1/15ヘクタール)あたり300~350キログラムが収穫できる」と笑みを浮かべます。陳さんは妻と共に園内300ムー(20ヘクタール)超の水田を管理し、年収は約10万元(約156万円)で、都市へ出稼ぎに出ていた頃よりも生活が豊かになっていると語ります。

 同じく海納農業有限公司に所属する李偉庭さんは、近くの産業園にある600ムー(40ヘクタール)の漁場で30万匹の魚を養殖しています。かつては畑仕事に従事していたという李さんは「昔は仕事が辛い上に生活の保障もなかった。今では生活が安定し、車まで買えるようになった。『現代化管理モデル』のおかげだ」と述べています。

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立体栽培・養殖モデルの説明図

 李さんの話す「現代化管理モデル」とは、海納農業有限公司が採用している立体栽培・養殖モデルのことです。栽培と養殖を融合させた、生態環境に優しく、経済利益にも繋がる農業形態です。稲を植えた水田に養殖の魚や鴨、カエル、スッポンなどを放すことで、雑草や害虫を駆除できるうえに、排泄物によって土壌が豊かになります。また、稲は魚たちにとって豊富な餌と生息環境を提供しています。

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まもなく収穫を迎える稲

 海納農業有限公司の鐘振芳社長は「立体栽培・養殖モデルは経済利益を大いに向上させた。1ムー(1/15ヘクタール)あたりの生産高は1万元(約15万6000円)を超え、収益は今までの2倍以上になっている」と表しました。

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グァバの木と鴨・ガチョウからなる立体栽培・養殖モデル

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海納農業有限公司の鐘振芳社長

 また、海納農業有限公司は2017年11月から農業を観光業と結びつけ、稲の繁殖、現代農業機械、立体栽培・養殖モデル、生物防治(天敵を利用した環境に優しい害虫駆除)などの実験基地を一部一般公開するほか、野菜・フルーツ狩り、花畑観賞、キャンプ教室などのプロジェクトを展開し、すでに30万人以上の観光客を集めています。(怡康、謙)

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