北京
PM2.577
23/19
中国の宇宙実験室「天宮2号」が北京時間19日、制御にしたがって大気圏に再突入し、少量の残骸が南太平洋の予定された安全な海域に落下したということです。今回の大気圏への再突入で、有人宇宙プロジェクトにおける実験段階の任務がすべて円満に終了しました。
2016年9月15日に打ち上げられた「天宮2号」は、有人宇宙船「神舟11号」や運搬宇宙船「天舟1号」とあわせて4回のドッキングに成功しました。また宇宙飛行士2名が内部で30日間も過ごしたうえ、飛行日数は予定をはるかに上回る300日以上に達しました。一連の大きな実験に成功し、中国の宇宙ステーションの研究開発や建設、運営と管理に貴重な経験を積み重ねました。(Lin、森)