北京
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中国を訪れているイタリア保健省のルコー秘書長兼首席医務官は16日、北京でCRI記者の独占インタビューを受け、「中国の抗がん剤輸入のゼロ関税措置は両国の医薬協力に新たな機会をもたらしている」と述べました。
ルコー秘書長は訪問期間中、中国の保健衛生部門との相互理解の深化や、イタリア製医薬品の中国市場進出を目指す対話を行いました。
中国は2018年5月1日から抗がん剤にかかる輸入関税を撤廃し、新薬の輸入を促進しています。これについて、ルコー秘書長は「両国協力の重要な要素になるだろう。イタリアは医薬品生産分野の大国で、最先端の研究機関があり、抗がん剤の主要生産国の一つである。両国の医薬協力は新たなチャンスを迎えるだろう」と示しました。(殷、謙)