北京
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日本のJAXA(宇宙航空研究開発機構)とトヨタ自動車は16日、燃料電池車技術を使った月面走行モビリティ「有人与圧ローバ」の3年間にわたる共同研究計画を発表しました。2029年にモビリティを月面に送り届けることを目標としています。
発表によりますと、2019年度から2021年度までの3年間の研究開発内容は「2019年度は実際の月面走行に向けて開発が必要な技術要素の識別および一般市販車をベースに改造した試作車の仕様定義。2020年度は各技術要素の部品の試作および試作車の製作。2021年度は試作・製作した部品や試作車を用いた実験・評価」となっています。
JAXAは月面走行技術に関する関連データを提供することになり、トヨタではすでに7月1日付で専門組織として月面探査車開発室が立ち上げられました。(閣、謙)