北京
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中国の上半期の国内総生産(GDP)が6.3%の増加と発表されたことについて15日、北京で多くの経済学者が予想通りとの見方を示しました。また、雇用もおおむね安定し、経済構造の改善が進んでいることから、上半期は安定して経済成長を見せた様子が伺われます。
中国国際経済交流センター学術委員会の王軍委員は、この日に開かれた「国是フォーラム」で、都市部の雇用について、この上半期に年間目標の67%となる737万人分が発生したと述べました。
また、中国外資投資研究院の譚雅玲院長は、「上半期の第三次産業の伸び率は7%で、ハイテク製造業の付加価値の伸び率は一定規模以上の工業より3ポイント高い9%に達した。また、社会への投資、ハイテク産業や製造業の技術改良への投資がいずれも10%以上の伸び率を維持している。このことから、中国の経済構造が改善しつつあることがわかる」と述べました。(閣、森)