北京
PM2.577
23/19
中国国家統計局はこのほど「新中国成立70周年経済社会発展成果シリーズ報告(2)」を発表し、「中国は改革開放政策の実施以降、都市化プロセスの加速によって都市部の常住人口が8億3000万人に上り、都市化率が約60%に達した」と紹介しました。
改革開放以前の農村部は、都市部との格差が非常に大きく、都市化の進展も遅かったため、両者の間には大きな隔たりがありました。しかし改革開放後は、戸籍の制限緩和が次第に進み、都市化が加速しました。都市部と農村部の間にあった労働力、土地、資金などの壁が打ち破られ、格差も大幅に縮小しました。また、一部の地域は率先して都市部と農村部の一体化を実現させました。1978年から2018年の間に、都市部の常駐人口は1億7000万人から8億3000万人にまで急増し、都市化率も17.92%から59.58%へと飛躍的に伸びました。都市の数は193都市から672都市に増加しています。
北京大学校務委員会の海聞副主任は「中国の都市化は経済の飛躍するプロセスに伴うものであり、拡大する可能性はまだ大きい」と強調しました。(朱 謙)