北京
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「発展はすべての人権享受に貢献する」がテーマの会議(写真:張婧昊)
国連人権理事会第41回会議がスイスのジュネーブで開催されています。現地に常駐する中国代表団とアフリカ諸国常駐団は現地時間9日、「発展はすべての人権享受に貢献する」がテーマの会議を開き、「発展と人権の促進・保護を同時に進める」ことを共に提唱しました。50余りの国や国際組織の高官やNGOの代表、研究者ら120人余りが出席しました。
国連ジュネーブ事務局やスイスの各国際機関の中国側常駐代表である陳旭大使は挨拶に立ち、「発展は人類の永久のテーマであり、あらゆる問題を解決する基礎およびカギでもある。中国は終始、自らの発展と世界の発展を一致させ、自国の発展に力を入れながらも共同発展を目指している」と述べました。
挨拶する陳旭大使(写真:張婧昊)
参加者らは中国とアフリカ諸国がこの会議を共催したことを高く評価し、「発展は貧困撲滅や国民の生活レベル向上、福祉増加につながるもの」とした上で、中国が発展と貧困撲滅などの分野で成果を収めてきたこと、アフリカに多くの支援を提供してきたことなどを称えました。また、国際社会に対し、アフリカ諸国などの発展途上国が発展を実現し、発展の中で人権を促進・保護していけるよう、引き続き協力を呼びかけました。
国連貿易開発会議グローバル化局のリチャ-ド・コズル・ライト(Richard Kozul-Wright)局長は「国際協力は発展の実現や人権の保障にとって重要な手段である」とするとともに、アフリカ諸国に対し、中国の「一帯一路」イニシアティブがもたらした重要な発展のチャンスを掴むよう呼びかけました。(藍、謙)