北京
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イラン政府は8日、保有するウランの濃縮度が核合意に定められた上限の3.67%を上回ったと発表しました。
イラン原子力庁のカマルバンディ報道官はこの日、核合意で定められた3.67%を超えたことを確認したと明らかにしました。さらに、核合意におけるイランの権益が保証されなければ、濃縮度を20%まで引き上げるとも表明しました。
イランの核合意は、2015年に米国、英国、フランス、ドイツ、ロシア、中国の6カ国との間で結ばれ、国際社会はイランに対する一連の制裁措置を解除しました。しかし、去年5月に米国が一方的に離脱し、イランへの制裁を再開しています。(閣、森)