北京
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上海市の応勇市長は2日、国務院報道弁公室の記者会見で、自由貿易試験区の新たなエリアに関して開発計画を制定し、現在、承認手続きを進めていると明らかにしました。それによりますと、テスラの工場がほぼ完成し年内に操業予定であるほか、世界大手500社のうちの250社、それに各業界の大手企業が今年の第2回輸入博覧会に出展するとのことです。上海では、ハイレベルな開放体系が形作られ、広範囲かつ高い次元で改革や開放が力強く進んでおり、世界各国における有力な進出先の一つとなっています。
応市長は、「開放は上海の一番の優位性だ」と強調し、「今回の新たなエリアは、特別な経済的機能を持ち、投資や貿易の利便化を模索すると同時に、それらの自由化にスポットを当て、一段と開放的な政策や制度を目指していく。そして、国際的に通用するルールに沿って競争力のある税制を実施する」と述べました。
上海市は現在、政府機関とともに自由貿易試験区の新たなエリアについて全体計画を制定しており、正式に発表されれば、制度や措置の制定と実施に向けて取り組み、できるだけ早く目に見えた効果を上げるようにしていくということです。(Mou、森)