北京
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第14回G20サミットが29日、大阪で閉幕しました。2日間にわたって開かれたサミットでは、「G20大阪サミット宣言」が採択されました。宣言には「G20は自由・公平・無差別・透明・予測可能、そして安定した貿易と投資の環境作りに力を入れる」ことが盛り込まれ、世界経済については今年の後半から来年にかけて、穏やかに成長していくと予測しています。
宣言は、また「国際貿易と投資は経済成長や生産、イノベーション、就業、発展の重要なエンジンであり、各側は自由・公平・無差別・透明・予測可能、そして安定した貿易と投資の環境作りに力を入れ、開放した市場の保持に努めていく」としています。
さらに世界貿易機関(WTO)の改革への支持や貿易の均衡問題については、「サービスや収入を含めた通常口座のすべての構成要素を考慮する必要がある」などといった内容が盛り込まれています。
そして、宣言には気候変動に対応する「パリ協定」に締約したG20のメンバーが、再びこの協定が定めた内容を厳格に実行していくと強調したことも記されています。(藍、星)