北京
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オーストリアの首都ウィーンで28日、イランの核問題に関して全面的に話し合う委員会会議が行われ、中国からは外交部の軍備管理局長を務める傅聡氏が代表団を率いて出席しました。
傅局長は会議で、「協議を全面的かつ有効に実行していくことは安保理の決議に沿ったものであり、イラン核問題を解決する唯一の現実的で効果のある方法だ。このやり方は国際社会の利益に合致している。関連国は大局や展望を見据え、一致団結して、多国間主義や外交的手段での問題解決という方向性を維持し、核合意の権利と義務のバランスを保障することで情勢を緩和し、中東の平和と安定を擁護すべきだ。中国は揺るぎなく核合意を守り、自身の合法的権益を確保すると同時に、アラク重水炉の改造に努めていく」と述べました。
また各国は、核合意の全面的かつ有効な実行に引き続き努め、国際原子力機関(IAEA)が客観的かつ公正に職務を履行することを支持する姿勢を示しました。(怡康、森)