<G20>王外交部長、習主席の大阪サミット参加を評価

2019-06-29 23:53  CRI

00:00:00
00:00:00

 習近平国家主席は27日から29日にかけて、要請を受け大阪で第14回G20サミットに出席しました。これについて王毅国務委員兼外交部長は、サミット終了後に記者のインタビューに答え「習主席は、新たな国際関係の確立や人類運命共同体の建設に基づき、世界経済やグローバルガバナンスへ道筋を示した。大国関係や国際協力に主張を述べ、中国指導者としての先見性を示し、責任を負う大国の役割を発揮した。習主席の今回の外遊は中国の全方位的外交の成功実績である」と述べました。

 習主席は大阪に滞在した2日間で20余りの活動に参加し、多国間と2国間をまとめ、大国と周辺国、先進国と新興国及び発展途上国に配慮しました。多国間主義の旗を高く掲げ、パートナー精神を提唱して、互恵共栄の理念を実行に移し、共同発展を主張しました。

 王外交部長は、「習主席はG20大阪サミットの全体会議に参加し、多国間主義の精神をもって話し合いや討議を協力で包括的かつ共栄へと向けていくように導いた」と述べました。

 また「習主席は、中国アフリカ首脳会議を主宰し、BRICS首脳会議や中国・ロシア・インドの3ヵ国首脳による非公式の会合などに出席した際、『共に協議、共に建設、共に享有』というグローバルガバナンスの理念を堅持し、国連を中心として国際法を基礎とする国際体系を守り、世界貿易機関(WTO)を中心とし、ルールを基本とする多国間貿易体制を維持し、多国間主義や自由貿易を共に促進し、国際関係の民主化を進め、開放型の世界経済を築くよう呼びかけた。また国連のグテーレス事務総長との会談では、『情勢が複雑で厳しくなるほど、国連の権威や役割をアピールすべきだ』と強調した。さらにフランス、国連とともに気候変動に関する会議を行い、実際の行動で世界の気候変動に対応するプロセスを支持している。各国が共に努力する中、大阪サミットは多国間主義を支持するメッセージを発信した。事実、多国間主義を提唱し実行することは、中国だけでなく世界の大多数の国々の認識で心の声になっている」と述べました。

 王部長はさらに「米国が一連の単独主義、保護主義を講じたため、中国は対抗せざるを得ず、両国関係はさらに複雑になった。サミットの期間中、習主席はトランプ大統領と会談し、協調、協力、安定を基調とする中米関係の継続推進で意見が一致し、平等そして相互尊重した上で貿易協議を再開すると発表した。これは国際社会や世界の市場に積極的でプラスのメッセージを発信した」と指摘しました。

 王氏は、「習主席の大阪サミット出席は今回、日本側からかなり重視された。中日両国の首脳は、関係のさらなる改善や発展について10点にわたり合意した。このほか、韓国の文在寅大統領、フランスのマクロン大統領、ドイツのメルケル首相とそれぞれ会談し、共に関心を寄せる問題について意見を交換した」と述べました。その上で、「習主席は、中国が自身の道を歩み、自身をよく処理し、世界各国と平和に付き合い、協力共栄していく自信があると強調した。習主席のサミット参加は国内外で高く評価され、サミットの成功に重要な貢献をし、世界の平和と発展に安定性を加えた」と述べました。

 そして王部長は最後に、「習主席は今月、4回にわたり外国を訪問したが、こうした外交活動は中国の国際的な影響力の拡大、総合的な枠組みの整備、戦略的な計画の広がりをもたらした」とまとめました。(藍、森)

ラジオ番組
10月29日放送分
00:00:00/00:00:00
  • ハイウェイ北京<月曜日>の担当者 劉叡琳_fororder_周一刘睿琳130
  • ハイウェイ北京<火曜日>の担当者 王小燕&斉鵬_fororder_周二小燕齐鹏130
  • ハイウェイ北京<水曜日>の担当者 謝東&劉非_fororder_周三谢东刘非130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 劉叡&孟群_fororder_周四刘睿孟群130
  • ハイウェイ北京<金曜日>の担当者 任春生_fororder_周五任春生130
  • ハイウェイ北京<週末篇>_fororder_北京直通车周末篇
特集ダイジェスト
最新コラム
新華社_fororder_12日中友好協会_fororder_11人民網日本語版_fororder_10人民中国_fororder_9中国網日本語版_fororder_8東方網日本語版_fororder_7JAPAN online_fororder_5
UTYテレビ山梨_fororder_4中華網日本語版_fororder_3東方通信社_fororder_2中国百科検定_fororder_132959111934859451北京観光_fororder_1
张强