北京
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その④ 6月27日(木)メディアセンターがオープン!
雨 23~29℃
斉鵬記者:
今日、G20大阪サミットの国際メディアセンター(IMC)がオープンするということで、朝一番で入ってみよう・・・と思っていたのですが、ホテルからの送迎シャトルバスを逃してしまい、電車で行くことになりました。場所は先日、取材者証を受け取りに行ったインテックス大阪。
幾重もの厳重な警備やセキュリティチェックを経て、アーチ状の巨大ホールに入ります。そこからしばらく奥へ進んで3階に上がってみると、すでに多くのメディア関係者が仕事している光景が広がりました。
IMCは共用ワーキングスペースのほか、各社のブースやスタジオ、記者会見場も設置されており、総面積2万平方メートルを超えるということです。
今回のサミットでは各国からおよそ6000人の報道関係者が来るといわれ、メディア同士の「報道合戦」が展開されそうです。その「戦場」はまさにここIMCなのです。他社に負けないように、頑張ります!
王小燕記者:
今日の大阪は雨。昼に習近平国家主席が乗った専用機が着陸した頃は、かなりの大降りになっていました。傘をさす中でも穏やかに微笑む習主席の顔は、今後の両国関係への祝福のようにも見えました。
さて、今日はインテックス大阪(大阪国際見本市会場)付近が2回目という斉鵬記者の道案内で、初めてメディアセンター(IMC)に行ってきました。完成は1985年で関西地区の経済発展に大きく貢献していた施設のようです。施設の古さが指摘されているため、トイレの改修に1億円2700万円をかけたと日本メディアが報じていました。
新しく改修されたトイレ
百度地図のAPPによると、心斎橋のホテルからは直線距離で約13キロ、そう遠くはありません。けれども電車に乗り換えてたどり着くまでに約1時間かかりました。雨が降っていたので、駅を降りてから歩く距離も影響したと思います。
色んな意味で興味深いIMC。実際に中に入ってみると、私が思い浮かんだのは「スキー場」です。その意味はインテックス大阪の中がスキー場のようだということではありません。ある時、スキー愛好者と偶然お話した時に、中日両国のスキー場比較の話題になったことを思い出したからです。
スキーは中国でも日本でも経験がありますが、どちらのことも実はそれほど詳しくはありませんでした。そんな私を驚かせたのは、「ハード面でいえば、もちろん中国のほうが良いに決まっている」とその方が当たり前のように言っていた発言です。
スキーは日本のほうが先に普及したので、当然スキー場も中国より先を行っているのではないかとばかり思っていました。しかし、考えてみれば、そこがむしろ後発的優位性の見せ所で、できたばかりのスキー場が多いのはもちろん中国のほうです。
そして、その方はこう話を続けました。「しかし、日本のスキー場は設備が古くても、とても使い勝手が良く、サービスも行き届いているのですよ」と。
今回、インテックス大阪のほうが年季は入っていますが、一つ一つきめ細やかな配慮が見られました。会場で食べることができる握り寿司やお菓子もとても美味しく、仕事するのに便利な環境です。もちろん、新設されたトイレは言うまでもありません。
午後に外の取材があるため、ゆっくり見ることはできませんでしたが、また明日と明後日に引き続き探検してみます。
とにかく、今日から3日間お世話になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
憩いのスペースも!
種類豊富な軽食の数々
大阪の銘菓まで
郵便局の出張所もありました
G20大阪サミット記念切手も人気の一つ