北京
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「友好の輪 和と美の世界―トキ文化展」の開幕式
「友好の輪 和と美の世界―トキ文化展」が26日、日本の大阪市立自然史博物館で開幕しました。「吉祥の鳥」と呼ばれるトキは世界的に絶滅の危機に瀕する鳥で、一時は全世界で中国だけに生息し、わずか7羽しかいませんでした。東アジア地域特有の鳥を保護するため、中日韓3カ国は長年努力を払ってきました。現在、トキの数は3000羽余りにまで回復しました。G20大阪サミットの開幕前夜に行われるトキ文化展は、初めて3カ国が協力して危機に瀕する種を保護する過程を公開しています。
トキの写真
日本の子供が描いた絵
今回のトキ文化展では、アーカイブ書類、貴重な写真、映像資料、トキの標本、芸術作品、手稿などを通じて、立体的にトキ文化を展示しています。中日韓3カ国が日本で共に、トキにかかわる資料を公開するのは初めてのことです。
開幕式で挨拶する郭衛民副主任
国務院報道弁公室の郭衛民副主任は開幕式で、「トキが安定して増加し、北東アジア地域の友好の使者になるよう望む」と述べました。
日中友好会館会長代行を務める宮本雄二元中国駐在大使は、「G20大阪サミットの開催前夜に展示を行うことは非常に意義を持っている」と示しました。(玉華、星)