北京
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外交部は24日、習近平国家主席がG20(20カ国・地域)第14回首脳会議(G20大阪サミット)に出席することについて、ブリーフィングを開きました。
中国側のG20事務調整役を務める張軍外交部長補佐は席上、「習主席がG20サミットに出席あるいは主宰するのは今回で連続7回目となる。これまで、G20枠組み内での協力とグローバルガバナンスを重視する中国の姿勢を示してきた。今回の首脳会議では4つの段階の全体会議に出席するほか、世界経済と貿易、デジタル経済、包摂性と持続可能な発展、インフラ、気候、エネルギー、環境などに関する討議に参加し、世界の経済情勢について見解と主張を述べる。また、BRICS非公式首脳会議、中露印非公式首脳会合、中国・アフリカ首脳会合などに出席し、新興市場と発展途上国の協力を深め、国連の『持続可能な開発のための2030アジェンダ』を実行することなどについて交流し、実務協力を推進する。そして、複数の国の指導者と二国間会談を行い、関連国との協力を強化して、二国間関係の発展推進に取り組む」と述べました。
また、国際貿易交渉の副代表を務める商務部の王受文副部長は「現在の情勢下で、国際社会はG20大阪サミットにより団結力と行動力を示し、経済と貿易に関する議題について率直で深く、建設的な対話を行って、新たな情勢下における世界経済の発展に新しい指導と方針を提供できるよう期待している」と示しました。(玉華、謙)