北京
PM2.577
23/19
習近平中国共産党中央委員会総書記・国家主席と彭麗媛夫人は21日午後、平壌の牡丹峰のふもとにある、中国人民志願軍の烈士を記念して建てられた中朝友誼塔を訪問しました。金正恩朝鮮労働党委員長・国務委員会委員と夫人の李雪主氏も同行しました。
友誼塔の前で全員が黙とうを捧げた後、習総書記夫婦は金委員長夫婦に付き添われ、塔に刻まれた中国人民志願軍の朝鮮に赴く様子や、両国人民の友情を表すレリーフを見て回りました。そして、塔の記念室で烈士の名簿や壁画を見た後、帳面に「缅怀先烈,世代友好(烈士を偲び 子々孫々友好)」と書き残しました。
習総書記は「今日の訪問は、命を捧げた烈士を偲び、両国の革命家が肩を並べて戦った歴史を振り返った。また、両国の伝統的な友情を若者に伝えた。さらに、平和維持という両国の強い決意をアピールした。われわれは、両国の友情を子々孫々に伝え、社会主義事業を強固にし発展させ、両国人民のためになり、地域の平和と安定、繁栄を進めたい」と強調しました。
これに対して、金正恩委員長は「友誼塔は両国の伝統的友情のシンボルだ。朝鮮の党、政府、人民は、侵略を防ぐ中で犠牲となった中国人民志願軍を永遠に忘れない。そして、新しい時代で両国の友情を受け継ぎ発展させていく。さらに、両国で連携を強化し両国関係に大きな成果をもたらしていく」と強調しました。(朱 森)