北京
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23/19
外交部の陸慷報道官は20日、北京で行われた定例記者会見で、「米国が国の力を濫用して中国企業を締め付けることに断固として反対する。中国は米国が誤った行動を止めることを求めると共に、引き続き必要な措置を講じて中国企業の合法的な権益を守っていく」と述べました。
報道によりますと、米国のルビオ上院議員は、中国の通信機器大手ファーウェイなど米政府の監視対象となっている企業が米国の法律に基づく救済措置を求めたり、特許訴訟を起こしたりすることを禁止する法案を提出しました。これは米国の国内外で広く批判を集めているということです。
これに対して、陸報道官は「米国は自身のことを法治国家だと誇っているが、米連邦議会議員が立法を通じて、他国の企業の法に基づく合法的権益保護を阻止するという奇抜な行動に出た。それは米国の国内外で話題になるのも当然のことだ。米国の一部の人が他国の企業に泥を塗り、締め付けるのに手段を選ばないということは分かってはいるが、彼らがこれほどまで赤裸々に法律やルールを操作するとは思いもしなかった。米国の名誉やイメージ、さらに長期的には米国企業もその悪影響を受けることになるだろう」と述べました。(鵬、星)