北京
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日本の元国会議員で、現在は日中親善教育・文化・ビジネスサポートセンターの会長を務める戸塚進也氏は16日、アモイで中国共産党中央対外連絡部主催のイベントに出席し、「米国が自らの意思だけで一方的に争いを引き起こしたことは、後のことをまったく考えない蛮行である。いち早く交渉の席に戻るべきである」と述べました。
戸塚氏は「特に中国のファーウェイに対して、米国は喧嘩を売るようなことをしている。米国側の行為に対して、中国側が対応措置を取るのも当たり前のことである。極端な圧力をかけることは問題解決につながらず、世界がそこから利益を得ることもない。日本にとっては、米国の中国に対する関税措置によって、中国の一部のバイヤーが日本から代替品を購入することになるかもしれないが、中米両国の問題が解決されなければ、日本の株式市場には大きな圧力がもたらされる」との見方を示しました。
また、今月末に大阪で開催されるG20サミットについて戸塚氏は「中米両国が今回のサミットを機に摩擦を早期に終わらせることを望んでいる」とした上で、「日本の経済界、産業界は、より多く、より強い声を出して、他国を締め付ける米国の保護貿易主義に反対してほしい」と述べました。(鵬、星)