北京
PM2.577
23/19
世界貿易機関(WTO)で知的財産権をめぐる中米両国の紛争を担当している小委員会は14日、「米国が、中国に関連した訴訟を年内いっぱい中断すると要請した」と発表しました。
米国が去年の3月、中国の知的財産権保護に関するいくつかの措置について訴訟を起こしたことから、今年1月にWTOで小委員会が設けられました。規定により、原告側は申し立てについて最長12カ月間中断することができます。
今回の中断要請について、理由は明らかにされていませんが、米国のブルームバーグ通信によりますと、中国が今年3月、「外商投資法」や「中外合資経営企業法」などで、米国が引き合いに出した箇所を撤廃および修正したことが理由ではないかと見ています。(怡康、森)