北京
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中国の中央銀行である中国人民銀行の関係者は14日、北京で、「中国はハイレベルの開放で信用調査の市場化を着実に強化し、特色性と専門技術を持った外資系企業信用調査機関および信用評価機関が国内市場へ進出することを奨励していく」と述べました。
現在、金融業の対外開放に関するトップダウン設計や政策プランが次第に公布されています。中国人民銀行の朱鶴新副総裁は国務院報道弁公室が14日開いたブリーフィングの中で、「信用調査業の対外開放を拡大することは、金融の対外開放戦略を貫徹するための構成部分であり、開放型経済を構築するための要求でもある」と述べました。
また、中国人民銀行信用調査管理局の万存知局長は「中国の企業信用調査市場と信用評価市場はすでに、外国資本に開放している。内外の資本に対する監督管理の基準も同様だ」と示しました。
現在、米国のダン&ブラッドストリートや、イギリスのエクスペリアンなどの企業信用調査大手が中国に子会社を設置しています。また、今年1月、米国のS&P グローバル・レーティングの中国支社が、中国で業務を展開する初めての外資系評価機関となっています。(玉華、謙)