北京
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商務省が13日に発表したところによりますと、今年1-5月の間に、中国で新規に登記された外資投資企業が16460社、実行ベースの外資利用額が3690.6億人民元に達し、昨年同期比6.8%増となったということです。これについて、商務部の高峰報道官は、同日の記者会見で、「ハイテク製造業とハイテクサービス業の投資にいずれも比較的大きな伸びがあった」と説明しました。
高報道官によりますと、実行ベースの外資利用額については、ハイテク製造業は昨年同期比23.2%増となっており、この内、電子設備および通信設備製造業、化学薬品製造、医療診断・モニタリングおよび治療設備製造分野における昨年同期比の伸び率はそれぞれ43.9%、7.5%と287.8%増となっているということです。また、ハイテクサービス業における外資利用額は633.1億元で、昨年同期比68.9%増となっています。
高報道官は、「投資面からみれば、中国は依然として世界で最も魅力的な投資先だ。中国には整ったインフラ施設と関連産業の環境があり、ビジネス環境も絶えず最適化が進み、消費市場もアップグレードを続けており、将来が極めて明るい」と述べました。
なお、中国が近く「エンティティー・リスト」制度を導入することに関して、高報道官は、「関連規定は現在、必要な手順を進めている最中で、近く発表されるだろう」としています。同時に、「どの外国企業であれ、中国の法律法規や市場ルール、契約精神さえ守っていれば、これについて何ら心配はいらない。中国は今後もビジネス環境の最適化をはかり、各種企業の合法的権益を保障し、契約精神を基盤とする市場秩序を守っていく」と強調しました。(Yan、む)