重要な原則的問題では決して譲歩せず＝商務部

　商務部の高峰報道官は13日、北京で、「中国は米側の単独主義や貿易覇権主義のやり方に断固反対し、貿易戦争での中国の立場は一貫しており、明確なものだ」と述べました。

　高報道官は、「中国は貿易戦争をしたくはないが、恐れてもいない。もし米側が独りよがりに貿易摩擦をエスカレートさせようとするなら、最後まで付き合う準備がある。協力には原則があり、協議には譲れぬ一線がある。中国は重要な原則的問題では決して譲歩しない」と述べました。

　関連統計によりますと、5月の中国のレアアース輸出量は昨年同期比16％減となったということです。この点に関する記者の質問に対し、高報道官は、「レアアース輸出に変化が見られたのは、市場の変化によるものだ。レアアース貿易について、中国は現時点で新たな管理措置を導入してはいない」と述べました。（Yan、む）