北京
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日本の大手自動車メーカー・トヨタが中国で設立したレクサス(LEXUS)社は、先ごろ広東省深センで行われた「第23回深セン・香港・マカオモーターショー」に出展し、最新の高級自動車を披露しました。中国市場で高級自動車の販売を一層強化する姿勢をアピールしています。
レクサスの大竹仁執行役員副社長
レクサスの大竹仁執行役員副社長は、会場で行われた記者会見で、ライフスタイルの充実に伴って車種デザインの研究開発に取り組むとともに、それぞれの車種にブランド価値を賦与したうえで、利用者の運転体験を更に重視していくと述べました。
レクサスは、去年の中国での新車販売台数が前の年を21%上回る過去最高の160,468台でした。さらに今年4月は前の年を46.9%上回る21,839台で、初めて月間2万台を突破しました。今年は好調ぶりを示しており、全世界の販売台数が1000万台を上回る見通しとのことです。
大竹副社長はまた、中国人の若者たちにレクサスの利用者が増え続けていることに触れ、「これから高級車路線を歩み続ける上で、ブランドとして若者向けのライフスタイルを重視しなければならない。車そのものと人のライフスタイルとの融合を車造りで実現すべきだ」と語りました。
レクサスは中国で、マーケットリサーチに基づいて車種の開発を進めており、新車を打ち出す都度、より多くの利用者のニーズを満たし、近い将来に年間販売台数を百万の大台に乗せたいと期待を示しました。(張、森)