北京
PM2.577
3/-2
パレスチナは8日、イスラエルに駐在する米国のフリードマン大使が「イスラエルにはヨルダン川西岸の一部を併合する権利がある」と述べたことを非難する声明を発表しました。
パレスチナのナビール・シャアス大統領顧問はこの日、ラジオを通じて声明を発表し、「パレスチナとイスラエルの和平の基礎は、東エルサレムを含むパレスチナの領土に対するイスラエルの占領を終結させることだ」と述べました。
また、パレスチナ解放機構(PLO)のアリカット事務局長も、SNSを通じてフリードマン大使の話を批判し、「平和への道ではなく、終わりなき衝突を起こすことになる」と表明しました。
さらに、パレスチナ民族解放運動(ファタハ)、イスラム原理主義組織(ハマス)、パレスチナ・イスラーム・ジハード運動もそれぞれ、「米大使の発言はパレスチナ・イスラエルの和平プロセスや地域の安全と安定を脅かすものだ」との声明を発表しました。(殷、森)