北京
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動画・音声番組「身近に平易に―習近平氏のことば」のロシア視聴者交流会が6日、サンクトペテルブルクで行われました。中国共産党中央宣伝部の副部長でもある中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)の慎海雄台長、ロシア大統領経済顧問のグラジエフ氏など、地元政府、商工業界、メディア業界から100人余りが交流会に出席しました。
慎台長はその際、「複雑化しつつある目下の国際情勢において、中露両国のメディアは両国関係史上における新たなスタートラインに立脚してより大きな責任を担い、社会、経済、文化の発展を推進しなければならない」と述べました。その上で、「『身近に平易に―習近平氏のことば』のロシア語版がロシアで放送されて以来、番組は広い範囲で好評を博している。番組が伝えた習主席の国政運営の理念は、外国の視聴者に現代の中国を知ってもらうことに有益なものとなるだろう」と指摘しました。
一方、グラジエフ氏は、「中露両国の付き合いにおいて相互理解が深まっており、双方の文化にはいずれも正義と公平という共通した部分がある。このため、『身近に平易に―習近平氏のことば』を代表とする文化交流プロジェクトは、両国の人々にとって魅力的なものである」との考えを示しました。
「身近に平易に―習近平氏のことば」ロシア語版は、チャイナ・メディア・グループが制作した動画・音声番組です。習主席の演説、文章、談話に出てきた中国古典の名言や物語を抜粋し、「民のため」「志を立てる」「公明なる徳」「親孝行」「互恵共栄」などのテーマに分けて、習主席が中華民族の優れた伝統文化を深く理解し、そこから国政運営の知恵を汲み取っていることを表しています。(洋、星)