北京
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習近平国家主席とロシアのプーチン大統領は5日、モスクワで会談を行い、経済・貿易実務における両国の協力について多くの重要な共通認識を形成しました。双方の合意内容について、商務部の高峰報道官が6日に明らかにしたところによりますと、貿易分野では、商務部とロシア連邦経済発展省が「二国間貿易のハイクォリティ発展の促進に関する覚書」に調印し、二国間貿易を2000億米ドル規模へと前進させるという目標を明確にしており、農業分野でも、商務省、農業農村部とロシア連邦経済発展省、農業省が「中露による大豆に関する協力の深化に関する発展計画」に調印し、両国の大豆貿易及び全産業チェーンでの協力の深化に重要な前提を整えました。また、科学技術分野でも、両国の科学技術分野での協力に力強い支持を提供することを旨とする中露共同科学技術イノベーション基金の設置への支持姿勢を謳う関連文書に調印しました。
また、企業協力においては、原子力、天然ガス・化学工業、自動車製造、ハイテクパークの整備、合弁によるEコマース企業の開設、5G分野での協力深化など10余りの協力協定が調印され、契約金額にして200億ドルを超えるものとなりました。こうした協定は二国間の貿易と産業協力を力強く促すと見られています。
高報道官は、この一連の提携協定の調印について、「多くの分野で協定が交わされた。これは中露の実務協力に大きな潜在力とチャンスがあることを物語っている」との見方を示しました。(Yan、む)