北京
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国家統計局は31日、「5月の製造業の購買担当者景気指数(PMI)は49.4%で、50%を下回った」と発表しました。これについて専門家は「製造業PMIのうち生産指数は活動が拡大していると言える区間にある。経済の安定的な運行の基盤は保たれている」と指摘しました。
中国の5月の製造業PMIは49.4%で、先月より0.7ポイント下落したことについては、南方地域が例年より早く雨季に入ったことや、輸出オーダーの大幅減などが原因である可能性が大きいと見られています。
これについて専門家は「5月の生産指数は51%を上回り、さらにハイテク産業のPMIは52.1%だった。また、企業の生産予測指数は54.5%で、調査を受けた21の業界のうちの19業界が、活動拡大区間内にある。とりわけ、農産品、食品、お茶、医薬、鉄道、船舶、航空宇宙設備、電気機械などの製造業の生産予測指数は58.0%またはそれ以上であった」と指摘し、経済の安定的な運行の基盤が保たれていることを強調しました。(朱、謙)