北京
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北京時間30日午前8時26分26秒、待ちに待った遠隔対話が始まりました。
中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ)中国国際テレビ局(CGTN)の女性キャスター劉欣氏が、米大手ケーブルテレビ局Foxビジネス・ネットワークの女性司会者トリッシュ・レーガン(Trish Regan)氏と中米貿易摩擦などの議題をめぐる討論を行いました。その中で劉欣氏は、以下のような発言をしました。
「中国政府の立場は明確」~中米貿易交渉について
レーガン氏に中米貿易交渉への見解を尋ねられた劉氏は「内部情報を知っているわけではないので、中米貿易交渉がどのステップまでたどり着いているのか、詳細は把握していない。しかし、中国政府は立場を明らかにしている」と話しました。
「我々は互恵ウィンウィンが可能」~知的財産権について
劉氏は「双方が互いに学び合い、互いに知的財産権を購入し合えば、互恵・ウィンウィンの関係ができる。そうであれば一切の問題はない」との考えを示しました。
「我々は強くなりたい」~中国の発展について
劉氏は「なぜ、中国が人間のように成長してはいけないのか。中国は弱い国のままでいることを望まず、強くなりたいと願っている。発展途上国をどう定義するかが重要だ」と述べました。
レーガン氏の番組『ゴールデンタイム』に劉氏が遠隔出演する形で行われた今回の討論は、北京時間午前8時43分58秒に終了しました。劉氏はレーガン氏に「ぜひ、実際に中国にいらしてください」と歓迎の言葉を伝えました。(殷、謙)