北京
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米Foxビジネス・ネットワークの女性司会者トリッシュ・レーガン(Trish Regan)氏と中国国際テレビ局の女性キャスター劉欣氏が、北京時間30日午前8時25分(米国東部時間29日午後8時25分)に、中米貿易に関する話題をめぐって公開討論を行いました。
公開討論は、北京のメインスタジオにいる劉氏が衛星通信を通じてレーガン氏の番組『ゴールデンタイム』に出演する形で行われました。中国と米国の番組司会者が同じ番組に出演して討論を行うのはこれが初めてであったことから、海外の一部メディアは「これはテレビ史における素晴らしいこと」と評価する報道をしています。レーガン氏本人も番組内で、「これは米国のテレビ史上においても前例のない対話で、米国内にいながらして異なる意見を聞くチャンス」と述べました。
番組の中で双方は、貿易の公平性、知的財産権、ファーウェイ社、関税、発展途上国における中国の地位、米国のいわゆる「国家資本主義」などについて討論しました。その中で、劉氏は主に中米貿易摩擦についての見解を述べたほか、レーガン氏に対して「途上国の発展に関心を寄せ、実際に中国を訪れて実情を見てほしい」と語りました。(任春生、謙)