北京
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湖北省にある標高1700メートルの神農架大九湖湿地は、四方を山々に囲まれた広大な湖と沼からなる、水鳥の重要な繁殖地であり、渡り鳥の重要な中継地でもある、自然豊かな土地です。
調査によれば、大九湖湿地には鳥類136種類が生息しており、国家1級保護鳥類3種類、国家2級保護鳥類11種類、湖北省重点保護鳥類26種類が含まれるということです。
マガモの一家
湖北省撮影協会メンバーの張久国さんは、2018年7月から大九湖湿地での鳥類の撮影を開始しました。張さんは「すでに145種類の鳥を写真に収めた。鳥たちは湿地環境の変化に敏感に感じ取っていて、鳥類の種類の増加が生態環境の明らかな改善を物語っている」と話しています。
撮影中の張久国さん
ここ数年、神農架大九湖地域は環境保全のため、現地に暮らしていた数百世帯を湿地から移住させ、マイカーの進入を禁止するとともに、排気のない電気自動車の運用を開始するなど、一連の措置を取ってきました。そのため、生活ゴミや生活による明かり、騒音、排気ガスなど、人類の活動による自然環境への汚染が抑えられ、大九湖湿地は鳥類の楽園になりつつあります。(写真提供:張久国 / 撮影地:大九湖湿地)(閣、謙)
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