北京
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ケニアの首都ナイロビで27日、第1回国連人間居住会議が開幕しました。「イノベーションで町や暮らしを美しく」をテーマとし、世界的に都市化が進む中で直面した課題について、イノベーションで持続可能な対応策を探ることを目指すものです。
会議には、113の国や地域から3000人余りが出席しています。国連のグテーレス事務総長が開幕式でテレビ演説を行い、開催の目的について「町や暮らしの質を向上させる方法を検討することだ」と述べました。
会議では中国も、都市化を進めていった経験を各国に説明します。初日には、国連人間居住計画(ハビタット)が『深セン物語:経済や社会と環境のモデルチェンジ』、および『脱石炭農村計画ガイド・長江デルタを例に』という2件のレポートを発表しました。『深セン物語』では、「たった40年で深センは小さな漁村からグローバル経済体に変わり、経済や社会、環境が急速にモデルチェンジした。ほかの国の新興都市や経済特区もこうした経験を汲み取れる」としています。
レポートの作成に加わったイタリアの大学教授スクードリー氏は、「深センは人口の増加やハイテク技術の発展、暮らしの質の向上などで大きな成功を収めた」と見ています。(殷、森)