北京
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28日の国内市場取引終了後、世界最大の金融サービス会社MSCIによるMSCI指数への中国A株の組入比率の第一次引き上げが発効し、新興市場指数における中国A株による構成比率は5%から10%に引き上げられることとなりました。
MSCIの公告によりますと、今回の構成比率拡大にあたり、新たに中国のA株26銘柄がMSCI中国インデックスに追加され、その中にはベンチャーボード上場企業の銘柄が18含まれているということです。これまで発表された計画では、MSCIは三つのステップに分けてA株のMSCIインデックス中の構成比率を引き上げるとしており、今後は8月と11月にそれぞれ実施が予定されています。今回の措置については、MSCIの関連責任者も電話会議の場で、「スリーステップ完成後には、A株に800億米ドルの資金が流入する」と語ったとのことです。
また同時に、世界主要インデックスにおけるA株組入にも拍車がかかっています。世界で2番目に大きいインデックス会社であるFTSEラッセル社も、「A株組入は6月24日に正式発効し、1097銘柄が組み入れられる」と発表しました。(ヒガシ)