北京
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アジア太平洋経済協力会議(APEC)第25回貿易相会合が18日、チリのビニャデルマルで閉幕しました。会議後に発表された共同声明は、多国間貿易体制を維持するよう強調しています。
共同声明では、「『ボゴール目標』の実現を加速させ、アジア太平洋地域で自由と開放の貿易投資環境を作り上げ、この地域の経済一体化を深めていく」と約束した上で、「APEC経済体は、世界貿易機関(WTO)が国際貿易に払った貢献を認め、必要な行動を取ってWTOの運営を改善することに同意する」としています。
中国の鍾山商務部長を代表して会議に出席した李成鋼部長補佐は会議後の記者会見で、「共同声明に達したことは、アジア太平洋地域の団結を示している。同時に、今年末に開催予定のAPEC非公式首脳会議に向けた準備を整えた」と述べました。(玉華、星)