北京
PM2.523
3/-2
習近平国家主席は15日、北京で行われたアジア文明対話大会の開幕式で基調演説を行い、各国に向けて、文明間の交流と学び合いを促す上では平等と尊重の原則を堅持し、傲慢さと偏見を捨て、文明の相違性に対する認識を深めるよう呼びかけました。
習主席は演説の中で、「あらゆる文明に存在価値がある。人類には肌の色や言語の違いがあり、文明の違いもまた百花繚乱の様相であるが、そこに決して優劣は無い。自らの人種と文明を誇るあまり、他者を見下し、他の文明を作り変え、あるいは取って代わろうとするのは、愚かな考えであり、災いを招くやり方だ」と指摘しました。
その上で、中国側としては各国と共にアジアの文化遺産に対する保護活動を展開し、文明のより良い伝承のために必要なサポートを提供していきたいとの考えを示しました。(洋、謙)