北京
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国家統計局が9日に発表したデータによりますと、4月の消費者物価指数(CPI)は去年同期比で2.5%増加し、伸び幅は前月より0.2ポイント拡大しました。
そのうち、食品の価格は6.1%上昇しました。中でも、野菜の価格は高い水準にあり、去年同期比で17.4%上昇したほか、豚肉の価格は14.4%上昇し、伸び幅は前月より9.3ポイント拡大しました。これについて、国務院発展研究センターの張立群研究員は、「野菜や豚肉、果物の価格が著しく上昇したが、全体から見れば、供給力があるため食品価格に大幅な上昇はないと考えられる」と述べました。
また、4月の生産者物価指数(PPI)は去年同期比で0.9%上昇し、伸び幅は前月より0.5ポイント拡大しました。主要業界のうち、石油・天然ガス採掘業は前月より0.4ポイント拡大の10.1%上昇、石油や石炭及びその他の燃料の加工業は前月より0.7ポイント拡大して4.2%上昇しました。これについて、張研究員は、「PPIの伸び幅は小幅である。残存効果の影響を除けば、同期比や前月比の伸び幅から見ると、市場需要は全体として安定した成長を保っていることを反映している。そのため、これまで生産手段市場の供給が過剰だった状況が一層改善されている」と指摘しました。(玉華、星)