米コロラド州の学校で銃乱射、生徒1人死亡7人負傷

　米国のコロラド州デンバー郊外にある公立学校で7日、銃の乱射事件があり、1人が死亡、少なくとも7人が負傷しました。在校生2人が容疑者として逮捕されました。

　地元メディアは警察当局の話として、「現地時間午後2時ごろ、2人の生徒が校内に入り、2つの教室へ向けて発砲した。複数いる負傷者はいずれも15歳以上の生徒で、近くの病院に運ばれた後、18歳の男子生徒1人が死亡した」と報道しています。警察当局は「現場からは1丁の拳銃が発見された。容疑者の2人は、同校の在校生だ」と明らかにしています。

　なお、コロラド州では1999年4月にも銃乱射事件が発生しており、教師と生徒、合わせて13人の死者を出したこの「コロンバイン高校銃乱射事件」は、米国史上最悪の銃乱射事件の一つとされています。（玉華、謙）