北京
PM2.577
3/-2
香港で5月7日、2019広東・香港・マカオ経済技術貿易協力交流会が開幕しました。討論の焦点になったのは、いかに広東・香港・マカオのさらなる協力を強化し、広東・香港・マカオグレーターベイエリアの経済協力を推進して、地域の優位性を生かしていくかという内容でした。
香港特別行政区政府の陳茂波財政長官は「広東・香港・マカオの共同目標は、地域経済の協調のとれた発展を推進し、住みやすく、働きやすく、旅行先としても優れた、世界的に一流のエリアを作り上げることにある。今後は、国家の経済発展と対外開放における、広東・香港・マカオグレーターベイエリアの役割をさらに高めていく」と述べました。
広東省人民政府の林積副秘書長は「広東・香港・マカオグレーターベイエリアの市場一体化レベルを高めるため、3つの地域はイノベーション協力を強化し、地域間のサービス貿易の自由化や、ヒトとモノの交流の利便化、資金の移動や市場の相互連結を促進することになる」としました。
なお、関係筋によりますと2019年3月末までに香港とマカオの広東省への実際投資額は、それぞれ累計で2919億3000万ドルと104億5000万ドルに達しており、広東省から香港およびマカオへの実際投資額はそれぞれ964億2000万ドルと4億7000万ドルになったということです。(HJ 謙)