北京
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中国税関総署が8日に発表したデータによりますと、今年1月から4月末までの貨物貿易輸出入総額は9兆5100億元で、昨年同期比4.3%増となり、4月の輸出入の伸びが加速したことが分かりました。
1月から4月末までの輸出額は5.7%伸びて約5兆元で、輸入額は2.9%増えて約4兆5千億元でした。そのうち、4月の輸出入総額は約2兆5千億元となり6.5%増の勢いを見せました。
また、1月から4月末までの普通貿易の輸出入額は6.6%増の5兆6800億元で、輸出入総額の59.8%を占めています。EU、東南アジア諸国連合(ASEAN)、日本をはじめとする主な市場への輸出入はいずれも伸びを示し、「一帯一路」沿線諸国に対する輸出入額も9.1%増の2兆7300億元に達しました。これにより貿易構造の最適化が進んでいることが伺えます。
商務部の研究者は、「当面の貿易を取り巻く外部環境は厳しさにさらされているが、打ち出されている貿易促進策は貿易構造の最適化に有利に働き、自ら成長するエネルギーが生まれている」と分析しています。(朱 星)