北京
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イランの複数のメディアが6日、「米国の核合意離脱や制裁の再開を受け、イラン政府は近いうちに対抗措置を発表する」と相次いで報道しています。
イランのファルス通信(FNA)は対抗措置について、「米国によるイランの石油輸出や金融業に対する制裁に対応するものだ」と報じています。
また、新聞『テヘラン・タイムズ』は、「イラン政府は米国の一方的な核合意離脱や制裁の再開に反撃する準備ができている。具体的には、核合意に伴って停止していた核関連活動の一部再開もありうる。しかし、これらの措置はイランが核合意を離脱することではない」といった文章を掲載しています。
米ホワイトハウスは5日夜、「米国に対するイランの先ごろの警告に対応するため、原子力空母『エーブラハム・リンカーン』や爆撃機の部隊を中東地域に派遣する」との声明を発表しています。(殷、森)